クレジットカードの現金化って?
クレジットカードを誰かに売る訳ではありません。
クレジットカードで買い物をして、その商品を買い取ってもらうことで現金化します。
例えば、新幹線のチケットを1万円で購入し、それを現金化業者に9千円で買い取りしてもらえば、9千円の現金が手に入ることになります。
そして、当然ですがこの現金化の行為はカード会社の規約違反であり、発覚すればただちにクレジットカードを止められ、二度とそのカード会社ではカードを作れなくなります(ブラックリスト入りします)。
クレジットカードのショッピング枠を現金化すれば、一時的に現金が手に入ります。
ですがその際、キャッシュバック率が96%以上でなければ、普通の消費者金融から借りるより損をすることになります。謳い文句にあるような『消費者金融よりお得』なケースはまず無いと言えます。
普通の消費者金融から借りるほうが全然ましです。
なぜクレジットカード現金化は損をするのか
なぜならカード会社と加盟店との契約では、売上の3%はカード会社に取られる事になっています。
この事をふまえると、96%以上のキャッシュバックは実現しない事がわかると思います。
現金化業者は必要経費にかかる分はもちろん、それ以上に利益をださなければ業者側も食べてはいけません。96%の現金化をしていては赤字になります。事務手数料とか何だかんだ理由をつけて『申し込んではみたものの、書いてあったよりも全然少ない額しか支払われなかった』というトラブルはよくあります。
消費者金融の利息は年利20%以内ですが、借り先や借り方によっては10%以下の利息で借りることもできますし、またショッピング枠の現金化よりまとまった資金を用意することもできます。
そんなこと言っても、そもそも消費者金融で借りたくても審査に通らなければ意味がないと思うかもしれません。
自分の目的やレベルに合った所を選んで申し込みをすれば、クレジットカードを現金化しなくても普通にお金を借りることはできます。
銀行から借りる
銀行から借りる場合は、年収が300万円以上あって今までに借り入れ歴がない人向けです。
借入理由が引っ越しだと、かなり借りやすくなります。
また銀行からの借り入れは総量規制の対象外ですので、年収の3分の1以上の金額を借りたい人におすすめです。
大手消費者金融から借りる
プロミス・モビット・アイフル・アコムなどのCM等でもよく見る大手消費者金融で、銀行などとも提携しており、知名度的にも安心感があります。毎月定期的な収入があって、借り入れ件数が3社以内かつ借り入れ金額が100万円以内の人向けです。
中堅消費者金融から借りる
もしどこからも借りれないせいで、『クレジットカードでお金を借りたい』と考えているのなら、ここからなら借りれる可能性があります。
金融庁や日本貸金業協会にきちんと登録された正規の金融会社なので、クレジットカードの現金化よりずっと安全で確実にお金を借りる事ができます。
銀行系のような大手消費者金融ではありませんが、中堅の金融業者の強みもあって、審査基準がかなり柔軟です。多重債務者や過去に延滞歴があるブラックという理由で一律NGにするのではなく、柔軟に対応してもらえます。